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この企画の幻の第1回である。

10.19と言う日付けを聞くとオールドファンなら、誰でもすぐに思い出すであろうあの試合。
私を一気にプロ野球へと引き付けた試合である。
私が野球に目覚めた頃、順意表には『太平洋クラブ・ライオンズ』の名前があった事は覚えている。
しかし試合内容は、あまり記憶にない。その後も断片的な記憶はあるが、はっきりと思い出せる試合のこれが一番最初ではないだろうか?



1988年、8月頃には1位 西武と2位 近鉄のゲーム差は8ゲームあった。
しかし近鉄はその後あれよあれよという間に差を詰め川崎球場でのロッテとのダブルヘッダーに2連勝すれば、すでに日程を終了している西武を抜き8年ぶりの優勝を飾るところまで来ていた。
対戦相手のロッテはここまで近鉄に8連敗しており、最下位も決定していた事から、近鉄の優勝確率は高いと思われた。

私はこの頃九州に住んでおり、まだ少年だった。当然リアルタイムでTV観戦する事など不可能だった。ラジオも当然無し。今よりパ・リーグが冷遇されていた時代である。私は前日までの成績は知っていたが、結果は夜のニュースを待つしかなかった。

しかし、川崎球場は満員だったようである。ほとんど近鉄ファンだったようだ。

まず第1試合から激戦となった。先発は近鉄・小野、ロッテ・小川だった。故 鈴木貴久さんのHRや村上嵩幸らの活躍、そして最後は阿波野をストッパーに送り、第1試合は4対3で辛くも近鉄が勝利した。
ダブルヘッダーの第1試合は規定により、延長が無い!もし引き分けていたら、勝率で西武に届かなかった。近鉄は最後のチャンスをものにした。


そして、運命の第2試合が始まる。先発は近鉄・高柳、ロッテ・園川だった。第1試合以上の激戦となったこの試合は、7回で3対1と近鉄リード。勝利の女神は近鉄に微笑んだと思われた。しかし、同点に追いつかれ8回にまた近鉄が1点を勝ち越す。ここで近鉄はまたも阿波野を送り込んだ。エースを送り込む万全の態勢。しかし悲劇が起こった。高沢の同点ホームラン!まさに悪夢だった。

そして9回裏!古川のアウトを巡り、有藤監督が猛講義!!試合は9分間中断される。当時の規定で4時間を越えると延長は新しいイニングに入らない。近鉄ファンは試合の再開を願った。この事には賛否両論あると思うが、有藤監督はこの事で男を下げたと思われる。

延長10回!時間的に近鉄の最後の攻撃であった。しかし点を奪う事は出来なかった。近鉄ナインは勝利も何の希望も無い最後の守りに付かなくてはならなかった。

私はこの模様を当日の夜のニュースで知った。確か『プロ野球ニュース』だったと思う。まだ子供だった私は夜更かしして、注意されたが目をそらす事は出来なかった。

『阿波野投手が泣いている!!』

他にも多くの選手が泣いていた。ただ、私は阿波野投手の涙が妙に記憶に残っている。

近鉄バファローズは敗れなかった・・・。しかし、優勝には届かなかった。その頃西武球場では試合の無かった西武の選手たちによる胴上げが行われていた。今回ちょっと見つからなかったのだが、私はその資料を持っていたのだ。今でこそ試合が無くてもファンが詰め掛けるが、なんとも淋しい胴上げであった。パ・リーグの人気の低さが伺える写真だった。

そして、実はこの試合。本来は放送予定が無かったのだが、あまりの熱戦にテレビ朝日が英断を下し、ドラマを中断して午後9時からCM無しで放送したらしい。しかもかなりの高視聴率を取ったと言われている。
この事でやくみつるさんが4コマ漫画でNHKを批判していた。その時間NHKは牛の生態を放送していたが、牛はその時大変だったの?と
まあこれは冗談でしょうが・・・。



この年近鉄は優勝を逃した。だが次の年近鉄は雪辱を果たし、パ・リーグを制覇する。しかし、日本シリーズではあの加藤 哲朗で有名になった3連勝4連敗でまたも日本一を逃してしまった。12球団で近鉄だけが日本一が無いのだ。
私はそれ以来、いつか近鉄が日本一になる日を夢見ていた。
しかし、それは永遠に叶わない夢となってしまった。

だから、私はどうしてもオリックスを応援する気になれない・・・。
それは私の感情の問題だとは分かっていてもだ・・・。
もちろん、吉井、水口、北川など好きな選手はいる。しかし、オリックスと言う球団を応援出来ないのだ。

私が見てきた夢を奪ったという気持ちが強すぎる。
逆恨みかもしれない。仕方が無いことなのかもしれない。

しかし、この気持ちだけは自分自身ではどうする事も出来ないのだ。


追記ですけど、タイトルの「近鉄バファローズは敗れず」と言うのはこの年のニュースステーションか何かの特番のタイトルでした。
ちょっと引用させて頂きました。
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コメント
この記事へのコメント
毎度おおきに、kaneです。(笑)
見てましたよこの試合ナマで。
試合終了後、うなだれるバファローズの選手たちが痛々しかった。
歴史に残る一戦ですよね。

ボクの負けじと水島マンガ ネタを書いてみました。
物凄い無理やりだけど。
2005/11/09(水) 22:23 | URL | kane #-[ 編集]
kaneさん、毎度ありがとうございます。(笑)
男どアホウ甲子園は読んだ事が無いのです。ゴメンナサイ・・・。

しかし、10・19は歴史に残る1戦ですよね。
ナマで見ていたとは羨ましい・・・。
その近鉄が今はもう無い事をいまだに信じたくありません。(泣)
2005/11/11(金) 23:49 | URL | 神威 #aIcUnOeo[ 編集]
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「男ドアホウ甲子園」今日も“甲子園繋がり”の話しを。一昔前、その時代を象徴するように多くのマンガにミスターが決まってヒゲを青くして登場していた。何度も書いているように長嶋バカなボクにとってそれらは当然気になるものだった。
2005/11/09(水) 22:26:02 | プロ野球狂の詩
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